技術・サポート情報

製品利用方法紹介

配線固定 クランプの選択

配線を固定する必要性

規制対応やお客さま独自の安全基準を満たすためなど、配線を束ねて固定する必要が生じる場合があります。

このような場合、筐体やシャーシ側での対応が間に合わなかったり、メンテナンス性を確保するためには筐体側での対応が適さない場合があります。
また、機種ごとの個別差を吸収するためには、配線の固定方法に自由度を持たせた方が良い場合もあります。
このような状況に、当社の豊富なクランプ類が設計の工数や検討時間の削減など、貴社製品開発に寄与します。

当社のプラスチックファスナー製品の中でも、クランプはそのバリエーションを幅広く取り揃え、多くのお客様にご利用いただいております。この図ではお客様の用途、対策部位に応じて製品を選択いただけることを紹介いたします。

(「基板上の固定」、「シャーシへの固定」をご覧ください)

「基板上とシャーシへの固定図

当社では、筐体に取付孔を開けていただきスナップイン固定するクランプをはじめ、孔を開けることが出来ない部分への粘着テープ固定が可能なクランプ、また自動実装機で基板上にアセンブリー出来る小型オンボードクランプまで幅広いラインナップをご提供いたします。

様々な固定方法

 

固定する場所や様々な制約から固定方法が限定される場合があります。当社では取付孔に挿入するだけで固定できるスナップタイプ、ねじを併用するタイプ、孔が開けられない場所や位置決めを自由にする場合なのに適した粘着固定タイプなどを用意いたしました。

 

また、ケーブル径や取り付け箇所のスペースに合わせて、サイズバリエーションも豊富に展開しております。

電源などの比較的太いケーブルから微細なセンサーケーブル、丸ケーブルやフラットケーブルなど配線に対応した各種形状をご提案いたします。